建物の資産価値を守る。
技術
松岡 薫弥2020年入社
居住者の日常を守りながら進めなければならない維持修繕工事。
工事が問題なく終えられるように、現場代理人としての務めを果たす。
工事プランの提案から現場管理まで、
維持修繕工事を一貫して担当する。
マンション管理事業に欠かせない建物の修繕工事。物件の資産価値を守るために、長期修繕計画に沿って共用部の修繕などを行います。そんな工事を管理することが、技術職である私の仕事です。工事が始まるまでは、工事プランの提案やアドバイスを行うために理事会へ出席することや、居住者向けに具体的な工事内容を説明する工事説明会に参加するといった業務があります。工事期間中は居住者の皆さまに工事内容を納得していただきご迷惑をお掛けしないように、丁寧にわかりやすく説明することを心がけています。そして実際に工事が始まると、現場代理人として、工事現場に出入りする協力会社の管理や工事品質の確認などを行い、問題なく修繕工事が進められているかをチェックします。想定外のことが起きることがあるので、定期的に現場に足を運び、どこかに問題が生じていないかを自分の目と耳で確認するようにしています。
技術面と同じくらい、
「人と人の関係性」を大切に。
マンション修繕工事の難しいことは、居住者が住んでいる状態で行わなければならないこと。居住者の安全面に注意することや日常生活に支障をきたさないように工事を進めなければなりません。バルコニーや共用廊下の使用制限、騒音や塗料等の臭いは居住者のストレスになりやすいので、事前に丁寧に説明することで理解していただけるように努めています。また、現場代理人として工事現場に赴き、工程や品質、安全対策に問題がないかを確認するのですが、その際、業務的な話や確認のみで終わるのではなく、現場で働いていただいている協力会社の方々とコミュニケーションをはかることも大切にしています。私たちの仕事は、「人と人の関係性」がとても重要な仕事。技術的なことだけではなく、人を思いやる気持ちや誠実さなどが求められます。そういう姿勢の積み重ねが、工事を滞りなく安心安全に進められることにつながると考えています。
お互いを支え合う環境で、チーム一丸となって対応する。
未経験のことにも挑戦ができる。わからないことは誰にでも気軽に相談できる。当社にはそういった雰囲気があふれています。理由はふたつあると思います。ひとつは、経験豊富な不動産のプロが数多くいること。周囲の先輩はどんな質問にも答えてくれますし、何でも丁寧に教えてくれます。みんなで若手社員を育てようという風土が根付いているので安心して仕事に取り組めます。もうひとつは、一人ひとりがゆとりを持って働いていること。何か相談したいことがあるときは個別に時間をとってもらえるので、じっくりと落ち着いて相談できます。日頃から、会社全体として社員の連携が取れていると感じており、私もフロント職や営業職の社員から技術に関する相談をされることが多くあります。問題に対して個別で解決するのではなく、チーム一丸となって対応するという環境があり、自分が組織に貢献できているというやりがいを感じながら働けます。