ベストパートナーとしての使命を果たす。
代表取締役社長
佐藤 諭貴
社会のために、社員一人ひとりのために、私たちができることは何か。
これからの時代に対応するために、わが社が取り組まなければならないことは何か。
日鉄コミュニティの事業や働く環境のこと、そして見据える未来について、社長からのメッセージ。
グループ会社との連携により、
安定感のある企業経営を実現。
私たち日鉄コミュニティは、日鉄興和不動産のグループ会社として4つの事業を展開しています。まず主要事業であるのが、日鉄興和不動産が供給するマンションブランド「リビオ」をはじめ、多種多様な分譲マンションの維持管理や管理組合サポートを行なうマンション管理受託事業です。現在、全国で約600組合、約52,000戸の管理を請け負っています。併せて、これらマンション管理から派生する各種修繕工事やメンテナンス保守を担当する工事事業、そして居住者がお住まいの売却や賃貸を希望する際にワンストップで対応する不動産仲介事業についても積極的に取り組んでいます。一方、日鉄興和不動産所有の賃貸マンションや地方のオフィスビル、また日本製鉄グループのオフィスや寮・社宅といった福利厚生施設等の施設管理を幅広く行っているビル管理事業も当社の特徴的な事業です。
わが社には、「安定力」という強みがあります。日鉄興和不動産が毎年コンスタントに供給する分譲マンションの新規受託を継続的に期待出来ることに加え、そもそもマンション管理業が人の暮らしの重要な生活インフラを支えるものであり、景気や経済動向の影響を受けにくいこと。また、全国に事業分野や顧客層で相互に差別化され、かつ相互に連携している複数の事業拠点を持っていること。この2つの面から、変化の激しい現代社会の中で安定感のある企業経営を実現しています。私たちのビジネスは、モノやサービスを売って終わりというものではなく、長期にわたりお客様と信頼関係を築きあげていく、「人と人のつながり」を強く感じられる仕事です。
社員がより良く働けるために、
より良い環境づくりに取り組む。
「働きやすさ」は、働く場所が快適でないと生まれないと考えています。そこで、2023年7月に本社を移転し、わが社は新たなスタートを切りました。本社を1フロアに集約することで、社員同士の顔が見えるコミュニケーションが活性化するオフィスを実現。同時に、フリーアドレスを導入し、他部署の社員との交流や部門を越えた連携が生まれる環境を整え、新しい視点や発想を取り入れながら知的生産性を高めていきたいと考えています。また、場所や時間に縛られずに柔軟な働き方ができるように、フレックス制度をはじめ、在宅ワークやサテライトオフィスなどの制度も整備しました。育児や介護をはじめ、様々な状況の中で働く社員一人ひとりのワークライフバランスを会社全体でサポートし、時代や社員のニーズに合わせて「働きやすさ」を追求し続ける会社でありたいと考えています。
加えて、サービスの向上や業務効率の改善を実現していくために、社内の業務支援や情報共有の方法のICT化など、デジタルトランスフォーメーション(DX化)への取り組みを積極的に行っています。すべての社員が健康的により良い仕事ができるように、私たちはこれからもより良い環境づくりに取り組んで参ります。
ベストパートナーとして、
この先も「安心・安全」を守り続ける。
どんなに時代が変わろうと、私たちのビジネスの根幹にあるのは「人と人のつながり」です。これから先、業務のICT化がどんどん進む中でも、お客様をはじめ協力会社や管理員の方たちと信頼関係を築きながらお付き合いしていくことはずっと変わらないでしょう。一方で、私たちには、お客様の住環境やオフィス環境に変わらない「安心・安全」を提供し続けるという使命があります。そのためには、私たち自身が持続可能な業務のあり方に率先して取り組んでいかなければなりません。DX化や新しい働き方への取り組みはその一例であり、お客様のために、業界の未来のために進化し続けて参ります。
わが社の未来を見据えた時、従来の仕事のやり方や常識にとらわれない柔軟な発想ができる若い人材はとても重要な存在です。皆さんが私たちに多くの気づきを与えてくれることを期待しています。経験豊富なベテラン社員の力とフレッシュな若手社員の力が合わさり、新しい時代の日鉄コミュニティを築いていってほしいと思います。私たちの取り組みや姿勢に共感し、この事業に魅力を感じ、そして共に挑戦してもらえる。そんな人たちとの出会いを心より楽しみにしています。